夢への扉

その81 「海外拠点を巡る旅~インドネシア~」編

先月に続き海外拠点を巡る旅、今回はインドネシア編です。インドネシアにあるSMIは、ソミックの海外の中でも最も新しい、ソミック9番目の工場です。インドネシアは、人口2億6千万人(世界4番目)、平均年齢29歳(日本は45歳)という元気で若さ溢れるこれからの国です。

 

 

 

SMI PT. Somic Indonesia

【所在地】西ジャワ州ブカシ県チカラン

【設立】2012 1 【人員】124

【社長】塚田 篤   【製造工程】機械加工、組付

【売上】年商17.5億円(2018年)

 

<仲間たち>

SMIの人たちは、少人数ながらも、いつ来ても全員が笑顔で出迎えてくれます。現場は若い人が多く、これからの可能性を感じる場所です。今後、受注も多く入る予定で、工場の拡張の話が進んできます。それに伴い、社員さん達が増えていく今大切なのは、塚田社長も言っていた「人財の育成」です。特に若手リーダーの育成は急務であり、ソミックと共にリーダーの育成を行っていくことが大切です。

 

<工場を見て>

前回来たときよりも、設備が増え、人員も増えており、ラインはちょっとドタバタした感じでした。作業前に行っている、品質の確認などのように、写真などを使って、できるだけ分かりやすい現場の仕組みを作り込んでいくことがカギとなります。標準作業の考え方は日本流で、その書式や使い方はインドネシア流で、この仕組みを、新しいリーダーと共に作っていくことが大切だと思いました。

 

 

 

インドネシアで泊まったホテルは、浜松の呉竹荘が運営する「おもてなし」のホテルでした。インドネシアは日本人も多く、親日家の方も多い国です。SMIの社員もフレンドリーで陽気な人が多く、笑顔が絶えません。みんなで食べた夕食は屋外でのインドネシア料理で、ワイワイガヤガヤと、明るく楽しい宴会になりました。今後、必ず発展し大きくなっていくインドネシアで、どこにも負けない工場をインドネシアの仲間たちと作ってほしいと思っています。また、アジアの兄貴分となるSSMCと共に、2つの国がアジア全体を盛り上げていってくれたらと思います。