夢への扉

その32「自分を知り、夢を描く」編

4月は、旧暦で「卯月」です。語源は「卯の花の咲く月」だそうですが、「産月」「初月」とも言われ、いろいろな新しいことが始まる月です。
 
4月1日、30人の新入社員を迎え、入社式を行いました。
 
そこで今回は、その入社式で新入社員の皆さんにした話をしてみます。
入社式では、「ソミックとは何か?」ということで話を切り出しました。
●浜松の地で99年間続いている会社、昔は織機のボルトをつくっていたが、今はボールジョイント・ダンパーの生産を生業としている。
●主力製品はボールジョイントで、1日に約17万個を造り、シェアーは国内No1、世界No2。
●従業員は国内で約1,700人、海外には約6,000人もの仲間たちがいる。
●大切にしている言葉は、「友愛と協調精神で力一杯の努力を」、「夢を創造し未来に挑戦する」。
この「夢」という言葉から私は、ソミックを「夢のある元気な会社」にしたい。
 
新入社員のみんなにはこんな話をしましたが、この話と共に2つのお願いをしました。
 
その1「自分を知る」
 夢の話をしましたが、夢を思い描く時に大切なこととして「自分を知る」ということがあります。自分はどんな人間で、一体自分は何をしたいのか?「自分を知る」ということは、簡単なようで意外と難しいことです。時には、自分なりに自分というものをしっかり見つめ直してみてください。自分が何をしたいのかが分かると思います。まず自分を知ることで、「夢を語れる人」になってほしいと思っています。
 
その2「仕事の仲間をつくる」
 ソミックへ入った動機は、皆さんさまざまだと思います。しかし、何があったとしても同じソミックに入った仲間たちです。これからソミックで仕事を通じて、会社のクラブやレク活動などを通じて、さまざまな人と出会うことになります。そこでその出会いを大切にし、仲間と話をし、仲間と共に事を起こしてください。そんな人と人とのつながりが、仕事の仲間をつくります。そしてその仲間たちは、必ずあなた自身を成長させ、夢に近づき、人生を豊かなものにしてくれます。
 
 以上、入社式ではこんな話をしましたが、これは何も新入社員だけへの言葉ではありません。この記事を読んでいるソミック石川の先輩方!あなたの職場の後輩や新入社員のみんなは、あなたと共にこれからのソミックの100年を支える、大事な大事な金の卵です。先輩として、後輩と共に夢を語り合い、仕事を通じて良き仲間になってください!
 
「卯月」は始まりの月です。新たな気持ちで新しい一歩を仲間と共に踏み出しましょう!