その47 行動指針その2「挑戦の心を持って、持てる力を出し続ける」編
今月は、行動指針その2「挑戦の心を持って、持てる力を出し続ける」について話をします。この行動指針は、新しい理念2つ目の言葉「力いっぱいの努力」を実践する行動指針となります。
「挑戦の心」
「挑戦」を辞書で調べると、新しい記録や困難な事に立ち向かうことであり、また「挑」という字は、手偏に兆し、すなわち「未来を手でつかむ」という意味があります。しかしながら「挑戦」というものはそんな大きなことばかりではなく、いつもの日常の中にあり、日々の努力の先にあるものだと思います。物事に挑戦するためには、日々コツコツと努力を続け、力を蓄えることで、人は初めて挑戦することができるのだと思います。私が思う「挑戦の心」とは、未来に立ち向かっていく心のことですが、それ以上に大切なのは、未来に挑むための日々の努力だと思います。そしてこの努力こそが人にとって最も尊いことだと思っています、
「持てる力を出し続ける」
人が何かを成し遂げるためには、目標を立て、その目標に向かって日々努力し、その努力を継続することだと思います。これが、「持てる力を出し続ける」ということですが、日々努力を継続することで、いずれその努力が自分の糧となり、いざという時には大きな力を発揮することになります。今日よりも明日、明日よりも明後日へと、一歩一歩努力を積み重ねることで人は成長していくのだと思います。また、この本人の努力とともに、上司が部下の持てる力を出せる環境を作ることも大切なことです。上司は、部下ができそうなことだけをいつもやらせるのではなく、時には難しいことにも挑戦させてやることが必要です。上司は、部下の強みを知りやらせてみる、その結果がたとえ失敗であったとしてもとやかく言わず、また挑戦させることです。何よりも大切なのは、人の可能性を信じることです。
以上、今回は私が思う「挑戦の心を持って、持てる力を出し続ける」について話をしてみました。
さて皆さん、今何か挑戦していることはありますか?
そして上司の皆さん、あなたは、部下に何か挑戦させていますか?