その110 グループ会社への期待②「アスキー」編
今年4月に事業再編を行い、毎月各事業会社を訪問しています。「グループ会社への期待」第2回目は ㈱アスキーを紹介します。
【会社紹介】
㈱アスキーは、1947年「揚子製作所」として織機用部品の生産を開始しました。その後、オートバイ部品の生産などを経て、ボールスタッドの生産も行ってきました。2000年にユーエスエック(U)、エスイーエス(S)、国友・カネ中(K)、揚子工業(Y)の5社を統合し、㈱アスキー(USKY)が誕生、そして現在は、事業再編を通じ、織機用製品テンプル、プラスチックマグネットなどの製品を造っています。
【USKYへの期待】
1、USKYの名を大切にする
アスキーの主要製品であるテンプルは織機向けの部品であり、それは、大正5年ソミックの創業時に造っていた織機用ボルトが起点となっています。また、このテンプルを造るメーカーは、国内ではアスキーただ1社となり、大切な部品です。アスキーの名をこれからも大切にし、テンプルの”ものづくり”を深化させることです。
~織機用テンプル~
2、新しいUSKYを創る
アスキーは、織機、自動車用の部品だけではなく、今後、さまざまな領域、製品を生み出していく可能性があり、それはこれまでのアスキーの歴史と重なります。自分たちの可能性を信じ、新しいお客様、新しい事業領域を探索し、自ら率先して動き、挑戦してください。
~プラスチックマグネット~
3、第3の柱となる
アスキーの歴史は、織機用ボルトから始まり自動車用Uボルト、テンプル、プラマグなどその製品は多岐に渡ります。昭和35年、その当時では珍しいコンベアーを自作導入し、ヤマハ発動機が見学に来たそうです。また、昭和40年頃には、織機用部品の売込みに豊田自動織機に数週間ずっと通い続け、やっとのことで認められたことが、今の取引につながっています。第3の柱、今の自分たちにも必ずできます!
毎月、アスキーの現場に足を運んでいますが、熟練した技術を持つ人たちの中で、若い人たちが元気よく働いている姿が印象的であり、嬉しく思っています。まだまだやるべきことはたくさんあります。一つひとつが勉強です。力を合わせアスキーの歴史を創っていきましょう。