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出展・講演

夏休みの特別授業「ロボティクス概論」~浜松城北工業高校で授業~

7月23日(火)、浜松城北工業高校で行われた夏休みの特別授業「ロボティクス概論」を、ソミックが担当しました。城北工業高校は、文部科学省「マイスター・ハイスクール事業」の指定校となっています。ロボット人材を地域に残すため、生徒たちに浜松市内のロボット関連企業を知ってもらうことを目的に、日替わりで4社が担当。希望した高校1年生、27名が参加しました。
 
私たちは、ソミックトランスフォーメーションの「SUPPOT」を使った授業を提供しました。「SUPPOT」は、汎用性と走破性に優れた作業支援ロボット。グループ会社のソミック石川が、自動車の足回り部品「ボールジョイント」製造で培ったノウハウを活かしています。
 
小さい頃からプラモデルが大好きだったという社員によるメカの話、学生時代は電気を専攻していた社員によるLiDARの仕組みやインホイールモーターの話、ソフトウエアを扱う社員によるSLAM技術の話など、専門的な説明にも、未来のエンジニアたちは興味津々。
 
後半は、「SUPPOT」の2D自動運転グループ対抗レース。ソフトウエア上でマップを作成し、障害物を避けながら、スタート地点からゴール地点まで自動走行させました。時にトラブルも発生しましたが、仲間と協力してそれぞれが工夫を凝らしました。
 
生徒からは、「普段の授業より専門的で、ロボットを触る体験ができてよかった」「パソコンを使ってロボットをプログラムして動かすことができた」「もっと勉強して知識をつけた後、またやってみたい」といった感想をもらい、楽しい学びの場となったことが伺えました。
 
ソミックには、城北工業高校の卒業生がたくさん。楽しく働く卒業生からのメッセージは、「失敗を恐れず挑戦を!」。頑張れ!未来のロボットエンジニア。