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表彰

創業時に使用した「ふいご」が浜松地域遺産に認定されました

ソミック石川の創業は1916年(大正5年)。創業者夫婦が、自宅である長屋の土間と2畳の部屋をつぶしてつくった作業場。ふいごと自作の炉があるだけ、家内工業からのスタートでした。創業者、石川菊三郎は、ソミックマネージメントホールディングス社長 石川雅洋の曾祖父にあたります。
 
106年前の、ソミック石川の始まりともいえる「ふいご」が、次世代に継承していく大切な財産として「市認定文化財(浜松地域遺産)」に認定されました。
 
「ふいご」とは、金属の加工、精錬などで高温が必要となる場合に、火力強めるために用いる送風装置。乳飲み子だった長男(2代目社長)を背負いながらふいごを吹き、熱した鉄を叩く・・・100年以上前の光景です。その頃の遠州地方で盛んであった、織機産業の織機向け根角ボルト、ナットを生産していました。
 
現在この「ふいご」は、ソミック石川歴史館に展示しています。
創業当時から、幾世代にも渡って受け継がれている「ふいご」、そして創業当時から続く、創意・工夫・挑戦・思いやりといったソミックの精神を、今後も大切に次世代へつないでいきます。