会社行事
地震で被災した建物、入っても大丈夫? 確認会
いつ起こるかわからない大地震。ソミックグループが拠点を置く静岡県西部も、南海トラフ地震が、遠くない将来に起こるとされています。
ソミックグループでは、防災訓練計画に基づき、地震や津波、風水害に備えた定期訓練を、年間を通して実施しています。2月26日(月)、被災直後の建物の安全性を確認して立入の是非を決める基準について、MS&ADインターリスク総研㈱ 四釜様を外部講師にお招きし、各工場の工場長や部門長へ、現時点での建物入場判断基準素案の確認会を開催しました。
被災後の建物はダメージを受けており、倒壊や落下物の危険がある場合も。安全性を詳しく調査するためには建設業者など専門家の知見が必要ですが、被災後の状況次第では専門家の方と十分なコンタクトが取れないことも想定されます。
今回説明された基準素案は、自分たちで建物の安全性を簡易的に確認することを目的に構想されました。対策本部・支部の立ち上げや屋外避難後に屋内へ立ち入る際の判断基準です。従業員の安全を最優先し、少しでも安全ではないと判断された場合は、そのエリアへ立ち入れなくなります。
ソミック石川 斉藤社長は「実際は、被災後の判断は難しいと思うので、事前に決められることをしっかり準備し、現場の判断基準としたい。今回の素案を幹として関係者の方々に協力していただき、より良い基準にしていきましょう」と話しました。
何より大事なのは、従業員とご家族の命。災害により強い会社を目指していきます。