グループ活動紹介

環境・社会貢献

Kicoroの森で開催された「森づくりの初歩を学ぼう」に参加しました

ソミックグループは、一般社団法人森林健康経営協会の「森の健康づくりを通じて街と森をつなぎ、地域コミュニティの持続可能性に寄与する取り組みを行う」という設立目的に賛同し、活動に参画しています。森林健康経営協会が主催した「森づくりの初歩を学ぼう」 にソミックマネージメントホールディングスの石川社長はじめメンバー8人が参加しました。
 
森と木の技術と文化研究所代表、北海道在住の内田健一氏によるご指導で、海外と日本の森林の状況、健康な森林を維持するための知識、間伐に必要な測定知識などを3時間の座学で学びました。その後、浜松市天竜区にあるKicoroの森で、特別な器具を使わずに樹高を測定する方法や、森林の密度を測定し間伐すべき木や将来のために残す木を選定する作業を体験しました。
木だけを見るのでなく、その斜面の下に人家があるか、木の生え方や地表の草の生え方で地面の下で起きていることを想像することなども選木に重要な要素であるなど、林業は「想像力と決断力」と学びました。
 
山や森林は、街から離れた別な世界ではなく、山や森林が健全な状態でないと、街での企業活動や人の生活と安全は守られません。カーボンニュートラルや生物多様性とは森林健康経営の結果です。社員が森林に足を運び、森林維持に携わる方たちの大変さを知り、健全な森林がなければ何がおきるかを想像することで、協会と一緒に健康な森づくりの取り組みを続けていきます。